ぬちぐすい日記 vol.11 竹富島レポート

ぬちぐすいのオーナー、林育夫です。

前回から当店のスタッフ、中里大河副店長の旅日記をお届けしています。2月中旬に45日で訪れた竹富島レポートの第二弾をお楽しみください。

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普段の生活リズムとはまったく違う時間の使い方をしようと決めこんで、竹富島を訪れました。

島に到着した初日は、何もしないことにしました。僕が泊まった民宿小浜荘には、ハンモックがあったので、ゆらゆら揺れながら、とにかくずっと寝ていました。こんな風に一日を過ごすなんて、なんと贅沢な!!

普段のクセで、ついつい「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と思ってしまったのですが、「何もしないモード」にカラダやアタマを徐々に馴染ませていく感じとでも言いましょうか。

2日目は自転車を借りて、島を一周しました。といっても、1時間もあれば一周できるほどの小さい島で、高低差もなくまっ平なので、楽にサイクリングできます。集落内の道はサンゴが敷き詰められているので、ちょっと走りにくいかもしれません。舗装された道路は外周道路だけ。このサンゴの道も竹富島ならではの風情ですね。

3日目は水牛に乗って集落散策です。竹富島といえば、コレですよ。水牛のユルユルした歩みは、島時間そのもの。車内で弾いてくれる三線の音色を聴きながら、集落をのんびり練り歩きました。

4日目はビーチへ。竹富島のビーチは白い砂浜が広がり、遠浅なので、とても穏やかです。その後、西桟橋に繰り出し、西表島の向こうに沈んでいく夕日をぼんやりと眺めながら、今回の旅をしみじみ振り返りました。旅の醍醐味って、こういう時間なのかもしれませんね。ちょっとセンチメンタルな時間を過ごしました。

5日目は竹富島から石垣島に移動し、石垣観光をしてから、夜の便で東京に戻りました。

5日間で、何もやっていないような、いろいろやったような……。心はとても満たされていました。これこそが島時間なのだと実感しました。

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投稿者プロフィール

okinawa
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「ぬちぐすい」はいのちのくすり。
生きていく中で悩んだり、迷ったり、こころが窮屈になってしまったり。
将来がみえず途方にくれてしまったり。
夢をあきらめてしまったり。
そんなときに少しでも生きる力を取り戻せるような。
そんなお店になりたくて命名しました。