ぬちぐすい日記 vol.7 与那国島

ぬちぐすいのオーナー、林育夫です。

これまで八重山諸島シリーズとして、竹富島と西表島を紹介してきましたが、今日は与那国島について、いろいろご案内したいと思います。

日本最西端

与那国島は日本最西端に位置し、八重山諸島のメインアイランドである石垣島からでも約117km離れており、飛行機で約30分、フェリーで約4時間30分かかります(那覇から与那国島への直行便もあります)。与那国島から台湾までの距離が約111kmなので、その位置関係だけでも、与那国島がいかにほかの島々とは異なる固有の自然や文化が残っているか想像できます。

島には集落が3つあり、役場や港がある中心集落が祖納(そない)、南側にある最も小さな集落が比川(ひがわ)、日本最西端の集落が久部良(くぶら)です。いずれの集落にも宿があるので、旅のプランに合わせて、どの集落に泊まるかよく検討してください。

というのも、島の周囲は28kmもあり、起伏もあるので集落間を徒歩で移動するのは、さすがに無理があります。レンタカーやレンタバイクなどの移動手段は確保しておいた方がいいでしょう。レンタサイクルだと、少しきついかもしれません。

海底遺跡と名付けられたミステリアスなダイビングポイントは上級者に人気で、最西端の島には世界中からダイバーが訪れます。また、久部良港はカジキ漁がさかんで、釣り客も大勢、やって来ます。

断崖絶壁の東崎(あがりざき)には、日本在来馬の与那国馬が放牧され、人懐っこい瞳で出迎えてくれます。東崎から南へ行くと、その名も軍艦岩や立神岩など奇岩が水面から立ち上がり、ダイナミックな景観を作り出しています。

立神岩

また、日本で最後に沈む夕日は圧巻です。台湾の山影が夕日の向こうに浮かび上がり、幻想的な風景が広がります。

日本の端っこへぜひ出かけてみてください。

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