ぬちぐすい日記 vol.5 西表島
メリークリスマス。
ぬちぐすいのオーナー、林育夫です。
西表島シリーズの最終話として、西表島からさらにその先、乗り物に乗り継がなければ行くことができない島々をご紹介します。
まず一つ目は、西表島の東に浮かぶ、由布島です。
島に渡る唯一の交通手段が水牛車なのです。島のリズムと水牛車のスピードが合っていて、海の上を水牛車に揺られて、ゆっくりゆっくり往復します。満潮時でも水深1m足らずで、船よりも、むしろ、水牛車でなければ行き来できません。島全体が亜熱帯植物園になっており、島に渡ると、そこかしこに南国の植物が咲き乱れています。水牛車は1日17便もあり、旅行プランにぜひ組み込んでみてください。
二つ目は、単独の島ではありませんが、船浮という集落です。
西表島は島を一周する道路が整備されておらず、一部の有人集落は船でなければ行くことができないのです。奥西表ともいうべき船浮集落は島の西方の入江に面しており、島内道路の西の終着点、白浜港から船で往復します。定期航路で1日4〜5便です。住人は50人で、自然とともに静かな生活を送っています。夏の豊年祭や秋の節祭(シチ)など、住人総出で祭りが開かれています。
道路が通じていないからこそ、昔のままの島の風景が最も残されている場所ともいえます。国の天然記念物であるイリオモテヤマネコが最初に発見された場所でもあり、集落内にはアカショウビンが元気よくさえずっています。
宿泊施設もあるので、イダの浜という美しい海岸を見ながらのんびり過ごして欲しいです。
いずれも、船でわずか10分程度ですが、地続きでないところが、旅心をくすぐられます。
投稿者プロフィール

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「ぬちぐすい」はいのちのくすり。
生きていく中で悩んだり、迷ったり、こころが窮屈になってしまったり。
将来がみえず途方にくれてしまったり。
夢をあきらめてしまったり。
そんなときに少しでも生きる力を取り戻せるような。
そんなお店になりたくて命名しました。
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